日記20190613

 最近何もせず毎日が過ぎて行って気づけばSセメスターも終わろうかという雰囲気になってきたので危機感を抱いた。そこで今日から毎日日記をつけることにしようと思う。ルールは二つ、「四百字詰め原稿用紙二枚に収まること」「二十分以内に終わらせること」この二つである。これがなければ際限がなくなってしまうし、逆にこれを守ってさえいれば何だって良い。

 私がよく通る道沿いのビルで毎日きまった時間に黄色い旗を振っている人がいて、その上を数十か百羽はいようかという鳩の群れが周回している。糞害なんかが大変なことだろう、まあ迷惑な人もあったものだと思っていたら、どうやらあれはレース鳩の調教をしていたらしい。しかしレース鳩というものが何なのか私はよく知らない。地磁気がどうのこうので鳩は帰巣本能が強いらしく、それで伝書鳩なんかが古くから使われたのだろうが、まあ伝書鳩は実用の観点からいてもおかしくないとは思うけれども、鳩を競走させて何か面白いのだろうか。わからない。

 動物を競走させるならやはり馬だろう。あのしなやかな体躯と美しい毛並みのサラブレッドが芝を駆けるさまはどこか雄大で感動的ですらある。嘘です。単純に最近競馬に興味を持ち始めただけですごめんなさい。

 やはり動物を人間の娯楽に供させるというのは極めて人間中心主義的、動物虐待に等しい行いである。ヴィーガンから怒られが発生してしまう。アメリカかどこかでシカを密漁した人物が厚生プログラムの一環として刑務所で『バンビ』を視聴させられたらしいが、馬を娯楽として消費する非人道的行為を働く犯罪者どもには『My Little Pony ~Friendship is Magic~』を全話視聴してほしい。ところで私の母方の田舎は大変桜肉が美味しい土地であるので、今度帰省したら馬刺しをたらふく食べるつもりである。肉食文化万歳。

 明日の英語中級の課題でもやるか。クソが