日記20190615

 日記を一日と欠かさず書くことは難しい。特に私のような発達障碍者には。結局心療内科への通院もやめてしまったし部屋は片付かないし課題はできないし死ぬしかない。

 今日ヴィーガン向けの大豆ミートバーガーを食べた。普通においしくて、仮に将来ヴィーガンによる覇権が到来したとしてもこれ食べられるしいいかという気持ちに、ならない、だってあいつら刺身食えないんでしょ?無理無理無理無理イミフイミフイミフ生魚食わずに終える人生無駄すぎるだろ、かわいそう。

 ここ最近わけあって川端康成作品に漬かっている(好きで読んでるわけではないのだが)。『雪国』読み返していて思ったのだけどやっぱり島村とかいう男嫌いすぎる、妻子持ちがやっていいことではない、あれが日本近代文学の美の極致だとは私には到底思われない、俺がそこらへんで全裸で踊ってるほうがまだ美と呼ぶにふさわしい芸術になると思う。

 やはり私が好きなのは井上靖である。彼の作品は図書館で全集を読み漁ってだいたい知っているのだが、やはり私は彼の歴史小説、特に『風林火山』が好きだ。小学六年生のころ毎日一周呼んでいた記憶がある。やはり私のようなヒネた野郎は山本勘助のようなくせ者に思うところがあるんだろうか。大河ドラマにもなっていたけど、其方のほうは観ていない。いつか観なければなあと思っているが、今の私にとってはジュエルペットを全話視聴するというタスクのほうが喫緊である。

 井上靖の好きな作品にはほかに『楼蘭』があって、これも良い作品なのだけど、世界史の中だと私は中国西域の歴史が特に好きである。あの、中国なのか、イランなのか、モンゴルなのか、トルコなのかよくわからないぐらいの塩梅、めっちゃ良い。

 ところで塩梅(あんばい)ってめっちゃ熱中症予防によさそうな名前してませんか?最近は湿度も高くて二十度台でも熱中症ガンガンなるっぽいから、塩と梅を食べて気を付けよう。